読書メモ:猿はマンキ お金はマニ
ピーターバラカン氏による、日本人のための英語発音ルール。イギリス英語とカタカナ英語を知り尽くした方のため、日本人が気づきにくい点に紙面が割かれとても参考になります。ただ、何が何だかわからなくなり頭が痛くなってくる弊害も...
以下気になったところのメモ
P9
この本で基準にする英語発音はイギリスの標準的な発音です。自分がイギリス人だからと言うのではありません。アメリカ英語の発音はあまりにも日本語の音感と離れすぎているので、日本人がそれをマスターするのに相当の努力が必要ですし、中途半端にアメリカ風に話そうとするとむしろ余計に通じなくなることが多いのです。特に母音は極端に違います。
とはいっても、Media(ミーディア)でふだん接するのはアメリカ英語が圧倒的に多いこともまた事実。
アメリカ英語の発音がそんなに日本の音感と違うとは知らなかったので、新たな発見です。
英語の発音のルールに関する記述は
P20
英語では後ろから二つ目の音節を強調することが多い
強調されない母音はいい加減な発音になりやすい。
P33
語尾の子音はちゃんというのではなく、「含み」程度で十分get out ゲダウ(ト) Get up! ゲダ(プ) get a job ゲダジョ(ブ)
P43
語尾が-ngで終わる単語は、最後のgの発音をほとんどしなくてかまいません。
sing thing シン
P47-50
●lとrの発音と「らりるれろ」の違い
日本語の「らりるれろ」は英語のlともrとも違う発音なのです。
日本語の「らりるれろ」にはlとrと同じぐらいdの音も混じっていることも意識すれば、英語の発音と日本語の発音の違いがつかみやすい英語のrはとても弱い音です。wに近いほど弱いので、決して舌を巻くべきではありません。
それに対し、発音はlのほうがはっきりとしています。学校で覚えた(かな?)要領で、舌の先をしっかりと前歯の後ろに付けて発音する練習をしましょう。
このあたりは基本的で、難しくないのでここを押さえれば英語を誤解されることは少なくなりそう。
この本は2008年1月発売ですが、
p112
perfumeはプーフューム
香水のことにしても、音楽をやる人たちのことにしても……。
YMOと仕事していた人がテクノポップユニットに触れているところはニヤリ。
私が英語を使う仕事で接する人の8割は第二外国語として英語を使う人です。ヒングリッシュやシングリッシュなど、様々な英語の形が登場している今ですが、イギリス英語の発音を意識することができれば、英語を誤解されることは限りなく減らすことができると思います。
本書専用のウェブサイトが用意されていて、ピーターバラカン氏本人の発音を聞くことができるようになっています。
NHK出版|猿はマンキ お金はマニ 日本人のための英語発音ルール
http://www.nhk-book.co.jp/gogaku/monkey/









