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2005.05.20

都会の民族楽器...

2005/May/13(金)の窪田晴男の「ツウのひと声」(朝日新聞夕刊)は、
ストラトへの愛憎がごちゃ混ぜになったスバラシイコラムだった。

以下、気になったところを引用すると...

「~ロック、R&Bの歴史と共にある偉大な先輩たち多数
という実に誉れ高き楽器ではあるのだが、はっきり言ってデタラメな代物だ。」
~中略~
「~ギブソンやマーチンなど他の同時代のギターと比べ、その未完成度
は群を抜いている。」

で、氏はいろんなパーツを交換したり調整を変えたりしたのだけど
結局は純正のシステムに戻ってしまう。

「ストラトは楽器としての完成度や安定度を補うと、つまらなくなって
しまうのだった。この楽器はネジやビスやバネの緩みのノイズを楽音と
混ぜて鳴らす、いわば都会の民族楽器なのだ。」

最後の締めがイカシテイル

「ギターが上手くなりたかったらストラトはやめておけ。
この猛獣の調整に没頭できるぐらい、世の中に退屈している人間だけが
使える楽器であることを歴史は語っている。」

と締められている。

このコラムの2日後の15日(日)に、仲間うちでライブがあった。
3バンド出たのだけど、どのバンドのギタリストもストラトを弾いていた。

ストラトをストラトたらしめている一番の特徴は、弦を“固定”してあるはず
のブリッジをバネという不安定なもので“安定”させようとしている構造
にあるだろう。
これによって弦の振動がストレートに伝わらず、逃げてしまう。
このせいでカッティングをしたときは、音のキレが甘くなってしまう。
でも、ギターソロを弾いたときはこのバネがピッキングのアラを
ウマク隠してくれていい感じになる。

私は音のキレが欲しくてテレキャスを使うことが多いけど、やっぱり
テレキャス一本で行くというのも怖い...

ストラトもテレキャスも好きだし、ギターの調整をすることはギター
弾きにとって大切なことだと思っていた。だけど、自分がギターが
なかなか上手くならないのは、ストラトというギターを使っている宿命
なのか...?

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