東京都写真美術館:木村伊兵衛とブレッソン
日曜日(2009.Dec.13)は恵比寿の写真美術館へ。
木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン東洋と西洋のまなざし
http://www.syabi.com/details/kimura.html
「セバスチャン・サルガド アフリカ」展
http://www.syabi.com/details/sarugado.html#info
木村伊兵衛とブレッソンの展示会目当てで行ったのだけど、サルガドの展示会は最終日と言うこともありとんでもない大混雑。
受付で先にサルガドの展示会を見るように勧められる。二時前に入ったときは行列もなく入れたけど、ゆっくり写真を見る感じじゃない。一つ一つが重い写真で見入ってしまうから、混雑するのもわかる。
砂漠の風景はモノクロで撮影すると、そのコントラストがより強調されてカラー写真より雄弁な写真になると感じた。
サルガドの展示会を出る頃には、入場制限がかかり一時間待ちとか..
でも木村伊兵衛とブレッソンの作品展はゆっくり見られた。ほとんどの人はサルガドだけみて帰ってしまうのは、もったいないなぁと思う。木村伊兵衛やブレッソンのストリートスナップは、サルガドに比べれば地味かも知れないけど、その時代の人々の生活が伝わってきてこれも面白いとは思うのだけど...
特に見入ってしまったのはコンタクトシート(今風に言えばインデックスプリント)。美の巨人たちでも取り上げられた「本郷森川町」を含むコンタクトシートは釘付け。
EPSON~美の巨人たち~木村伊兵衛・作『本郷森川町』
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/picture/f_051001.htm
木村伊兵衛は、同じ被写体を何度も撮ることは少ない。被写体が撮られていることを気づかないうちに、撮ってしまう早技がコンタクトシートを見てもわかる。
でも「本郷森川町」は他の写真とは違って、同じアングルで何枚も撮影している。それでも10枚には満たなかったと思う。
写真の撮られた時代は二人とも20世紀後半でありながら、パリを初めとするヨーロッパはその姿がほとんど変わっていない。先月パリに10日間いたけど、こんな風景あるなぁとうなづける。
一方東京を中心とする日本はその姿をまったく変えてしまっている。どちらがいい悪いではなく、そういう文化なのだ。それだけに日本でストリートスナップを撮っておくというのは、歴史に残らない生活の記録という意味で大切なのではないかと思った。
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